全国にマンション住人の積立金は六○兆円ある。各地方行政の年間予算以上の積立金をマンション住人は持っていることになる。不景気が長びき税収が減ったため、各市長も区長も知事も財政難を言い訳に使っている。一○年以上も財政難を言い続けている行政は「私は頭が悪くて馬鹿ですよ」と言っているのと同じである。行政はマンションを知らないのだ。マンションを知っているとその積立金を利用できる。全国のマンション住人は金融機関よりも行政の方を信頼している。だから各行政はマンションを勉強して、市債でも区債でも県債でもいいから発行して、マンション住人の積立金を行政の窓口に入れる仕組みを考えればいい。その担保として四四ページで述べたように、マンションの駐車場増設、大規模修繕工事、建て替えに必要な費用を行政は全額用意しますと言い切ればいい。マンション住人も我が地域をこよなく愛しているのだから、惜しみなく行政の窓口にお金は集まるはずだ。